釜山・海東龍宮寺完全ガイド|行き方・見どころ・所要時間・海雲台からのアクセス
釜山・海東龍宮寺完全ガイド|海辺の寺院の見どころと行き方
釜山で「海と韓国らしい寺院を一緒に見たい」という人にとって、海東龍宮寺(ヘドンヨングンサ/해동용궁사)は候補に入れておきたい場所です。
韓国の仏教寺院というと、山の中や木々に囲まれた静かな場所を思い浮かべるかもしれません。
しかし、海東龍宮寺は釜山・機張(キジャン)の岩場が続く海岸に沿うように建てられています。
寺院の建物、石塔、仏像、松の木、岩場、そして海。
これらを同じ景色の中で見られることが、海東龍宮寺の大きな特徴です。
釜山のビーチや市街地とは違った景色を楽しめる一方、海雲台やオシリアエリアから比較的アクセスしやすいのも旅行者にとって便利なポイントです。
さらに、拝観料は無料です。
現在の案内では毎日4:30~19:20、最終入場は18:50となっています。
岩場の海岸線に沿って建つ海東龍宮寺。寺院と海をひとつの景色として見られるのが大きな特徴です。
海東龍宮寺がほかの寺院と違う理由
海東龍宮寺を特徴づけているのは、何といってもその立地です。
山深い場所まで登って本堂を目指すのではなく、海を望む岩場の海岸に建てられた寺院を歩いて見て回ります。
境内のさまざまな場所から、伝統的な瓦屋根と海、岩に打ち寄せる波、石灯籠、橋、石塔、松の木などを見ることができます。
単に「海の近くにある寺院」というだけではありません。
境内を歩いていると波の音が聞こえ、場所によっては寺院建築と海をひとつの景色として眺めることができます。
海岸そのものが海東龍宮寺を訪れる体験の一部になっていると考えると、この寺院の特徴がわかりやすいでしょう。
海東龍宮寺で見ておきたい場所
海東龍宮寺の魅力は、有名な「海と寺院」の風景だけではありません。
境内には高低差があり、階段や通路を歩いていくと、仏像、祈りの場所、石塔、海を眺められるポイントなどが次々に現れます。
特に知られているのが、入口側から境内へ向かう途中にある108段の階段です。
平坦な観光地を歩く感覚ではなく、階段や坂道がある場所だと考えておきましょう。
大雄殿と韓国の伝統的な寺院建築
境内で目を引くのが、鮮やかな丹青(タンチョン)で彩られた大雄殿です。
韓国の伝統的な色彩と瓦屋根、その後ろに広がる松の木や空が海東龍宮寺らしい景色をつくっています。
色鮮やかな丹青と松の木に囲まれた海東龍宮寺の大雄殿。
海の景色だけを急いで見て回るのではなく、屋根や柱などの細かな装飾にも目を向けてみてください。
そして海東龍宮寺は観光スポットであると同時に、現在も参拝が行われている仏教寺院です。
祈っている人がいる場所では声を抑え、写真撮影のために出入口をふさがないようにしましょう。
法堂へ出入りするときは正面中央の扉ではなく、左右の扉を利用するのが参拝時のマナーです。
仏像や境内の小さな見どころ
海東龍宮寺では、大きな海の景色だけでなく、境内に点在する仏像や石塔などにも注目してみてください。
境内で目を引く大きな仏像。海の景色だけでなく、こうした仏像や石塔も見ながら歩いてみてください。
さらに境内を歩いていくと、十六羅漢像などが並ぶ場所もあります。
境内には十六羅漢像など、海岸の展望だけを見ていると通り過ぎてしまいそうな場所もあります。
混雑していると、こうした小さな場所は見落としがちです。
ひとつの展望台からすべてを見るのではなく、建物、岩、階段、木々の間を歩くたびに違った景色が現れるのも海東龍宮寺のおもしろさです。
願い事が書かれた瓦にも注目
境内では、訪れた人たちが願いやメッセージを書いた瓦を見ることもできます。
訪れた人たちの願いやメッセージが書かれた瓦。
観光客の多い海東龍宮寺ですが、こうした一つひとつの願いを見ると、単なる観光スポットとは違った一面も感じられます。
一番見たい景色は「寺院・岩場・海」が重なる場所
海東龍宮寺を代表する景色を見るなら、本堂だけを見るのではなく、少し離れた場所から寺院と岩場、海を一緒に眺めてみてください。
石塔のすぐ先に岩場と海が広がる、海東龍宮寺ならではの海岸風景。
海岸線に沿って岩場が続き、その下では波が打ち寄せています。
寺院が単に海の「隣」に建っているというより、海岸の風景そのものの中に寺院が組み込まれているように見えるのが特徴です。
写真を撮る場合も、建物だけを大きく撮るより、海や岩場を一緒に入れると海東龍宮寺らしい景色になります。
海東龍宮寺の拝観料は無料?
海東龍宮寺は無料で参拝できます。
入場前に拝観券を購入する必要はありません。
ただし、現地までの交通費、食事代、お布施、車で訪れる場合の駐車料金などは別途必要です。
基本情報は次のとおりです。
海東龍宮寺(해동용궁사)
住所:釜山広域市 機張郡 機張邑 龍宮キル86
韓国語:부산광역시 기장군 기장읍 용궁길 86
開放時間:毎日 4:30~19:20
最終入場:18:50
拝観料:無料
営業時間などは変更される可能性があるため、訪問当日は最新情報も確認してください。
海東龍宮寺は何時に行くのがおすすめ?
写真撮影と比較的落ち着いた雰囲気を重視するなら、早朝が向いています。
海東龍宮寺は朝早くから開いており、海に面していることから日の出を見る場所としても知られています。
一般的な釜山旅行の日程に組み込むのであれば、早めの午前中または夕方前が動きやすいでしょう。
昼前後はツアー客や日帰り観光客が重なり、混雑しやすくなります。
夕方は海岸や寺院に当たる光がやわらかくなりますが、最終入場18:50に間に合うよう余裕を持って到着してください。
混雑をできるだけ避けたいなら、日中のピークより早めに訪れるのがわかりやすい選択です。
海東龍宮寺の所要時間は?
一般的な観光なら、1時間~1時間30分程度を見ておくといいでしょう。
主要な境内を歩き、景色を見ながら写真を撮る程度なら約1時間でも回れます。
一方、展望ポイントや仏像、祈りの場所などをゆっくり見たり、写真撮影に時間を使ったりするなら、1時間30分~2時間程度あると余裕があります。
周辺で食事をしたり、オシリアエリアのほかの観光スポットと組み合わせたりする場合は、その時間も別に確保してください。
海東龍宮寺への行き方|海雲台・西面・南浦洞からアクセス
海東龍宮寺へ公共交通機関で行くなら、まず覚えておきたいのが**東海線オシリア駅(오시리아역)**です。
海雲台・西面・南浦洞のどこから出発する場合でも、鉄道を利用するならオシリア駅まで移動し、そこからバスに乗り継ぐ方法がわかりやすいでしょう。
基本ルートは次のとおりです。
オシリア駅1番出口 → オシリア駅バス停 → 139番バス → 「龍宮寺・国立水産科学院(용궁사・국립수산과학원)」下車 → 徒歩約15分 → 海東龍宮寺の入口
オシリア駅からは急行1001番も利用できますが、この記事ではルートをわかりやすくするため、139番バスを基本に説明します。
韓国語表記もスマートフォンに保存しておくと便利です。
海東龍宮寺:해동용궁사
オシリア駅:오시리아역
龍宮寺・国立水産科学院:용궁사・국립수산과학원
ここで注意したいのが、バスを降りても、すぐ目の前が海東龍宮寺の入口ではないことです。
「龍宮寺・国立水産科学院」停留所から海東龍宮寺までは、徒歩で約15分かかります。
しかも、ずっと平坦な道を歩くわけではありません。途中から海東龍宮寺へ向かう龍宮キル(용궁길)を進み、上り坂を歩く区間があります。
そのため、地図上で見る距離以上に少し歩いた感覚になるかもしれません。特に夏の暑い日、雨の日、大きな荷物がある場合、ベビーカーを利用する場合、長い上り坂が苦手な人は、この徒歩区間も考えて交通手段を選ぶといいでしょう。
また、寺院に到着してからも境内には階段や高低差があります。
「オシリア駅からバスに乗れば、ほとんど歩かずに到着する」というアクセスではないので、バス移動+最後の徒歩約15分+境内の階段まで含めて考えておくのがポイントです。
交通カードを利用する場合、地下鉄・東海線・市内バスは条件を満たせば乗り換え割引が適用されます。
以下の所要時間と料金は、鉄道だけの乗車時間ではなく、乗り換え、待ち時間、オシリア駅からのバス、バス停から海東龍宮寺までの徒歩時間を含めた旅行計画用の目安です。
実際の時間は東海線やバスの待ち時間によって変わるため、移動当日はNAVER MapやKakaoMapで確認してください。
海雲台から海東龍宮寺への行き方
海雲台から公共交通機関を利用する場合は、地下鉄2号線でBEXCOまで行き、東海線へ乗り換えてオシリア駅を目指します。
海雲台駅
→ 地下鉄2号線
→ BEXCO駅
→ 東海線BEXCO駅へ乗り換え
→ オシリア駅
→ 139番バス
→ 龍宮寺・国立水産科学院
→ 徒歩約15分(上り坂あり)
→ 海東龍宮寺
BEXCOでは地下鉄2号線から東海線への乗り換えが必要です。
さらにオシリア駅到着後もバスへ乗り換え、バスを降りてから約15分歩くため、電車の乗車時間だけで予定を組まないようにしましょう。
乗り換えや待ち時間、最後の徒歩まで含めると、約50~65分を目安に考えておくといいでしょう。
交通カード利用時の公共交通料金は利用区間や乗り換え条件によって変わるため、2,000ウォン前後からを旅行計画上の目安にしてください。
海雲台からタクシーで行く場合
海雲台からなら、タクシーで海東龍宮寺まで直接向かう方法も便利です。
出発地点や道路状況によって変わりますが、海雲台中心部からは約20~25分、約12,000~18,000ウォンをひとつの目安にしてください。
公共交通機関と比べると料金は高くなりますが、BEXCOとオシリア駅での乗り換えや、バス停から寺院まで歩く負担を減らせます。
2人以上で移動する場合や、暑い日・雨の日、大きな荷物がある場合は特に検討しやすい方法です。
西面から海東龍宮寺への行き方
西面から公共交通機関を利用する場合は、地下鉄1号線で教大駅まで行き、東海線へ乗り換えます。
西面駅
→ 地下鉄1号線
→ 教大駅
→ 東海線へ乗り換え
→ オシリア駅
→ 139番バス
→ 龍宮寺・国立水産科学院
→ 徒歩約15分(上り坂あり)
→ 海東龍宮寺
西面からは鉄道の乗車時間だけでなく、教大駅での乗り換え、東海線の待ち時間、オシリア駅でのバス乗り換えも考えておく必要があります。
最後にバス停から寺院まで約15分歩く時間も含め、全体では約65~80分を目安にするといいでしょう。
交通カード利用時の料金は利用区間や乗り換え条件によって異なりますが、約2,000~2,400ウォン程度を旅行計画上の目安にしてください。
西面からタクシーで行く場合
西面から海東龍宮寺まで直接タクシーを利用する場合は、約30~45分、約25,000~35,000ウォンを目安にしてください。
西面からは距離があるため、海雲台から乗る場合より料金が高くなります。
また、道路が混雑する時間帯は所要時間と料金の両方が増える可能性があります。
南浦洞から海東龍宮寺への行き方
南浦洞は、今回紹介する海雲台・西面・南浦洞の3エリアの中では海東龍宮寺から最も離れています。
公共交通機関なら、南浦駅から地下鉄1号線で教大駅へ向かい、東海線に乗り換えてオシリア駅まで移動します。
南浦駅
→ 地下鉄1号線
→ 教大駅
→ 東海線へ乗り換え
→ オシリア駅
→ 139番バス
→ 龍宮寺・国立水産科学院
→ 徒歩約15分(上り坂あり)
→ 海東龍宮寺
地下鉄、東海線、バスと乗り継ぐため、乗車時間だけを見ると実際の移動時間を短く見積もってしまいやすいルートです。
教大駅とオシリア駅での乗り換え、東海線・バスの待ち時間、最後の徒歩約15分まで含め、約80~95分を目安にしておくと安心です。
交通カード利用時の料金は区間や乗り換え条件によりますが、約2,200~2,600ウォン程度を旅行計画上の目安にしてください。
南浦洞からタクシーで行く場合
南浦洞から海東龍宮寺までタクシーで直接向かう場合は、移動距離が長くなります。
道路状況によって変わりますが、約40~55分、約30,000~40,000ウォンを目安にしてください。
一人旅なら公共交通機関のほうが費用を抑えやすいですが、複数人ならタクシー料金を分けられます。
乗り換えが多いことや、バス停から海東龍宮寺まで上り坂を含めて歩くことを考えると、人数や荷物、天候によってはタクシーを選ぶメリットもあります。
海雲台・西面・南浦洞からのアクセスを比較
バス停から海東龍宮寺までは約15分歩く
公共交通機関を利用する人が特に覚えておきたいのが、最後の徒歩区間です。
139番バスで**「龍宮寺・国立水産科学院(용궁사・국립수산과학원)」**停留所に到着しても、そこが海東龍宮寺の入口ではありません。
バスを降りたあと、海東龍宮寺方面へ進み、龍宮キル(용궁길)を通って寺院へ向かいます。
停留所から海東龍宮寺までは徒歩約15分が目安です。
そして、この道はずっと平坦ではありません。
海東龍宮寺へ近づくにつれて上り坂を歩く区間があるため、通常の平坦な道を15分歩く場合より負担を感じる人もいます。
さらに寺院の入口に到着したあとも、境内には108段の階段をはじめ、高低差のある場所があります。
そのため、特に夏の暑い日や雨の日、小さな子どもと一緒の場合、歩行に不安がある場合、大きな荷物がある場合は注意してください。
歩きやすい靴で訪れ、時間にも少し余裕を持っておくと安心です。
「できるだけ歩く距離を減らしたい」という場合は、オシリア駅から海東龍宮寺までタクシーを利用する方法も選択肢になります。
2026年からの新しい選択肢「オシリア自律走行バス」
オシリアエリアでは、自律走行バス「BigAi bus」も運行されています。
海東龍宮寺方面へ向かうA02路線は、オシリア駅からオシリア観光団地を経由し、「龍宮寺・国立水産科学院」停留所にも停車します。
2026年3月9日から有料運行となっており、大人の交通カード運賃は1,550ウォンです。
基本的に平日のみ運行し、週末・祝日・毎月第1金曜日は運休となっています。
ただし、運行時間や本数は変更される場合があります。実際に2026年には運行時間の調整も行われているため、旅行者が事前に固定された時刻だけを頼りに予定を組むのはおすすめしません。
そのため、海東龍宮寺へ公共交通機関で向かう場合は139番バスを基本ルートとして考え、訪問日にA02の運行時間が合えば利用する方法がわかりやすいでしょう。
A02を利用したい場合は、訪問当日に最新の運行情報を確認してください。
海東龍宮寺と一緒に機張のカンジャンケジャンを楽しむ
海東龍宮寺まで足を運ぶなら、寺院だけを見てすぐ市内へ戻るのではなく、機張・オシリアエリアで食事を組み合わせる方法もあります。
機張周辺は海産物を使った料理も多く、**カンジャンケジャン(ワタリガニの醤油漬け)**を食事の候補にすることもできます。
このブログでは、海東龍宮寺近くで立ち寄れるカンジャンケジャンのお店についても別の記事で紹介しています。
海東龍宮寺を訪れる前のランチ、または参拝後の食事として組み合わせると、一度の移動で機張エリアを楽しみやすくなります。
海東龍宮寺へ行く前に知っておきたいこと
海東龍宮寺は無料で参拝できますが、あまり歩かずに見られる観光地ではありません。
バスを利用する場合は停留所から寺院まで約15分歩き、その途中には上り坂があります。さらに境内にも階段、坂道、高低差のある場所があります。
そのため、歩きやすい靴で訪れるのがおすすめです。
海に面しているため、市街地より風を強く感じることもあります。特に夏以外の季節は、気温だけでなく海風も考えて服装を選ぶといいでしょう。
また、海東龍宮寺は現在も参拝者が訪れる仏教寺院です。
祈りの場所では声を抑え、写真を撮るために出入口をふさがず、参拝している人の邪魔にならないようにしましょう。
時間帯によっては観光客や団体客でかなり混雑するため、混雑を避けたい場合は早めの時間帯に訪れると動きやすくなります。
海東龍宮寺は行く価値がある?
海東龍宮寺の魅力は、ひとつの仏像や建物だけではありません。
石垣の先には岩場があり、その向こうには海が広がります。
鮮やかな寺院の屋根の後ろには松の木があり、境内のすぐ下では波が岩に打ち寄せています。
そして海岸線には石塔や寺院の建物が並びます。
韓国の伝統的な寺院建築と釜山の海岸風景をひとつの場所で見られることが、海東龍宮寺の大きな特徴です。
特に初めて釜山を旅行する人や、ビーチや市街地とは違った釜山の風景を見たい人にとって、旅程に組み込みやすい場所でしょう。
ただし、公共交通機関を利用する場合は、オシリア駅からバスに乗ったあとも徒歩約15分あり、途中には上り坂があります。境内にも階段が多いため、歩くことを前提に予定を立ててください。
一般的な観光なら、境内には1時間~1時間30分程度を確保し、混雑を避けたい場合は早めの時間帯へ。
公共交通機関なら東海線オシリア駅+139番バス+徒歩約15分、歩く負担を減らしたい場合や複数人で移動する場合はタクシーも比較して選ぶといいでしょう。
移動方法をあらかじめ決めておけば、現地では海から聞こえる波の音とともに、海岸線に建つ海東龍宮寺の景色をゆっくり楽しめます。













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